今日はわだや小路の裏手でもやっているアート展覧会、「シリーズ ミュージアムとの創造的対話01 Monument/Document 誰が記憶を所有するのか?」を見てきました。民家を活用した展示もあったのですが、シュールさというか非日常感のすごい展示でした。まずは写真を見てみて下さい。
本通り商店街で使われている照明を、二階からブチ抜きで民家の中に吊るしてあります。さっきまで人が住んでたような部屋の生活感に居直るようなモニュメント、いや照明なんですが、そのギャップに驚かされます。
二階からみるとこうです。二階の床板を破って下に突き抜けています。
一方の本通り商店街。画面手前を見て欲しいのですが、わかりますかね。
なぜか先程の民家についていたような照明が。あるべき場所にあるべきものが無い感覚です。商店街の照明が家庭用の照明だと、違和感がありますね。ただ民家と違って高いところにあるので、見上げていないと気がつかないかもしれません。
他にも、先程の民家の隣の木の枝に彫られた地蔵がありました。5m程の高さに5体。見上げることになります。
まだまだ展示はあります。こちらも生活感のある民家ですが、
奥へ進むと、壁が破かれていて和式トイレのあった場所もごっそり破壊されています。
さらに進むと、最新式のトイレが。人が近づくのをセンサーで感知して自動で蓋が開く機能つきです。
どうやってこの空間を作ったのだろうと疑問を持ちながら隣の家を見てみると納得。家二軒使って作品を作ったのですね。
これらの作品は西野達さんという方が作ったそうです。
米子市街地の展示はだいたいこのあたりで、3月20日までの午前10時から午後6時まで見ることができます。
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