2015年12月9日水曜日

米子だるま

みなさん、これは何に見えますか?実はこれ、だるまなんです。しかも、米子市で作られただるまです。名前はそのまま米子だるまといいます。男だるまと姫だるまがあるらしく、写真のだるまは姫だるまです。だるまと言えば願いが叶うと目を書いていくものですが、(願掛けをして片目を入れ、その願いが叶うともう片方の目を入れます。)この米子だるまにはすでに目が書かれています。そしてだるまと聞いて想像するような顔と比べてかなりすっきりした顔をしています。これは姫だるまだからこのような顔をしているのです。男だるまの方はネットで調べるとよく見るだるま顔をしています。なぜ性別が違うのかというと、この二つは役割が違い、男だるまは商売繁昌、姫だるまは福徳円満を願うものだそうです。また生まれた子供の性別に合わせて贈られていたり、対になることで家族の繁栄を願っていたりしていたそうです。

こちらによると、米子だるまはご年配の方の生きがい事業として皆生温泉で作られたもので、それが10年以上も続くようになったそうです。しかし現在は作られていなく、現存の米子だるまは在庫品のみになっています。新たに作られず、残っているもののみというのはなんともさみしい気もしますが、残っているだるまは皆生温泉で買えるらしいです。

2 件のコメント:

  1. 「米子だるま」は、皆生温泉の米子市観光センターの「手仕事ギャラリーkaike」で購入できます。一度、立ち寄ってみていただいたらと思います。いろいろな手作り品を地元の方々が作っておられます!
    http://www.kaike-onsen.com/sohou.php#00

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    1. 詳しい説明ありがとうございます。近くまで行くことがあれば行ってみようと思います。

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