写真を見てください。小さな山に見えるここは明神山といって、頂上に神社があります。かつては中海の島だったこの山は粟島と呼ばれていて、山頂には粟島神社があります。
近くに寄るととても縦に長い石段が。
この石段は188段あろそうです。上るだけでかなり体力を使いそうなこの石段、上りきると標高38mに到達します。
上りきると少し息が切れます。なかなかいい運動になりそうです。この奥に進むと本殿があります。
こちらが本殿。苔や木など、緑に囲まれてパワースポットのような雰囲気をかもしています。粟島神社には少彦名命(すくなひこなのみこと)というとても小さな神様が奉られていて、少彦名命が粟の穂にはじかれて常世の国にわたったためこの地は粟島と呼ばれるようになったんだそうです。
また、粟島にはこのような言い伝えがあります。粟島村に住む長者には長いこと子供ができなかったのですが、88歳にして子供を初めて授かった。八十八の子、それが転じて米子という地名になったらしいです。
粟島のふもとには静の岩屋と御岩宮祠があります。
こちらは御岩宮祠。
こちらが静の岩屋。漁師の娘が人魚の肉を食べて、18歳のまま不老不死になったためこの世をはかなみ、尼になって息絶えるまでこのほら穴に入っていたんだそうです。800歳まで生きたとこから、八百比丘尼(やおびくに、はっぴゃくびくに)と呼ばれたそうです。
米子のルーツや静の岩屋など、様々な伝説が残っている粟島神社。粟島神社はこちらにあります。看板などに解説が書いてあるので、実際に見て確かめてみて下さい!
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