2015年11月16日月曜日

AIR475 一場春夢

今日はAIR475 一場春夢(いちじょうのしゅんむ)という耕作放棄地を使ったランドアートの制作現場に見学に行きました。アーティストのカーン・リー(Khan Lee)さんとキュレーターの原 万希子さんが制作されていますが、米子の方も制作に参加できるアートイベントです。

ただ、畑が多いところなのでこれといった目印もなく迷子になりっぱなしでした。なので関係のない写真も多く撮っています。

秋の空。様々な種類の雲を見つけたので一枚。

なんとかたどり着きました。見ての通り、一面に黄色い花が。この花はセイタカアワダチソウというそうです。

アップで見ると綺麗な色をしている花が、同じ高さに並んで咲いています。綺麗な花ですが、実はこの花は外来種の花で日本に駆除できない程根付いてしまったそうです。

この花を刈り込んで、「一場春夢」という字形を作っていくそうです。「一場春夢」とはその場限りで消えてしまう極めてはかないことという意味があります。ランドアートはその地域の自然を利用するもので、わずかな期間だけ残る芸術に「一場春夢」はぴったりなのではないでしょうか。

マイナスイメージを持つセイタカアワダチソウと向き合い、制作プロセスを地元の人と共有することでこの土地の将来を考える機会にしようという思いでこのアートイベントを行っているそうです。

今週の日曜日の完成を目途に作業をされています。なので今からでも参加はまだ間に合います。

カーン・リーさんの作業中の写真を最後に一枚。

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